終戦記念日の昨日は、地元自治会主催で行われる盆踊りの準備に出かけた。
前日の8月14日に行われる地区もあるようだ。

おれには、終戦記念日に思い出すことがある。
それは母伝いに聞いた、叔父と父の言葉だ。
叔父の言葉は、祖母から母に伝わり、父の言葉は父から母に伝わったものである。

叔父が徴兵され、出征の日に周囲の誰かが「めでたいのぉ」と言った。
それに対して叔父は、「めでたくもないが、、、」と返したという。
そして叔父は、シンガポールで、飛んできた砲弾の破片によって戦死した。

父の部隊が南京に到着したのは、大虐殺があったと言われている南京陥落の直後だったとか。
「そういうふうに言われとるが、そんな痕跡はなかった」と父は言っていたという。
父は終戦後、捕虜としてシベリアに送られた。

二人の言葉。
おれにとっては生々しい、そして真実の言葉である。