The_Siren

セイレーンというギリシア神話に登場する伝説の生物がいる。
航海者を美しい歌声で惹きつけて難破させるという海の魔物で、人魚としても描かれる。
心も体も惹きつけられる歌声とは、どんなものだろう。
繁華街で、ねえオニイサン寄ってらっしゃいよと連呼される甘い声とは、きっと次元が違うと思われる。
魂を虜にするような歌声を聴いたならば、きっと吸い寄せられるに違いない。
そして深く暗い海の底に導かれるのだ。

Toaというシンガーが自分のバンドにSEiRENとネーミングしたのは、その歌声を聴いた人たちの勧めによってなのか、彼女自身が人魚というイメージに惹かれてのことなのかはわからない。
しかし、これ以上にふさわしい名前があるとも思えない。
Toaが目指しているのは、自分の歌声を聴く人の心にさざ波を立てることじゃないかな。
そのさざ波をどう育てていくかは人それぞれだろうけど、波の行方は暗い海の底ではなく、明るく柔らかな岸辺なんだろう。

今、SEiRENのデビューアルバムの到着を待っているところ。
聴いたらAmazonにレビューを書くつもりだったが、上の文章はなんだかそれっぽくなっちまったw。

2012年9月1日に、広島の「音cafe luck」という店で行ったライヴ動画があるので、紹介してみます。
(ご本人了解済み。お客さんがケータイで撮影してアップしたらしく、音質も画質もそれなりですが)

旅人
(オリジナル曲で、アルバムに収録されているが、この時点ではまだCD制作のプランはなかったとのこと)

前田斗亜 (Vocal)
川本秀史 (Guitar)
久保田雅文 (Perc)

The Water is Wide
(16世紀頃から伝えられているスコットランド民謡で、カーラ・ボノフを始めとする多くのミュージシャンによって歌いつがれている。広島をベースに活躍中のシンガーMaggieとの、しっとりデュエット)

前田斗亜 (Vocal)
Maggie (Vocal) —大らかな母性とピュアな少女性のバランスが絶妙な歌声
川本秀史 (Guitar)


The first Rose bud

「SEiREN」のデビューアルバム「The first Rose bud」は、2013年4月14日に発売されました。

Amazon
http://www.amazon.co.jp/dp/B00BWGIE4U/ref=tsm_1_fb_lk

内容紹介
『SEiREN』1stアルバム。トラッドナンバーからオリジナル楽曲まで、すべてにおいて幻想的な世界が広がる。
アーティストについて
力強いパーカッションに美しい六弦の旋律と澄んだヴォーカルが融合する
World traditional band『SEiREN』。

SEiREN :
前田斗亜 (Vocal)
川本秀史 (Guitar)
久保田雅文 (Perc)

SEiREN – The first Rose bud
1. Siil A Rn
2. Spancil Hill
3. Black Is the Colour
4. Mn na hireann(Women of Ireland)
5. Romance of The Rose
6. She moved through the Fair
7. 旅人
8. Down By The Salley Gardens
9. Change of Colour
10. Si Do Mhaimeo I
11. My Lagan Love