益田市にあるグラントワに併設されている島根県立石見美術館の企画展「ヨーロッパの近代美術」に行ってきた。
国立西洋美術館所蔵品の巡回展である。



おれは一応、学芸員の資格を持っているんだが、地元にあるにもかかわらず、最近はあまり美術館に足を運んでいなかった。
益田に美術館ができる前には、遠く山口市や松江市で開催される展覧会によく出かけていたのにな。
今回の展示は、ムンクの版画、ピカソの油絵、ロダンの彫刻など、なかなか見応えがあった。
館内を歩いていくと、見張り役の別嬪さんたちが膝掛けをまといながら椅子に座っているのに出くわした。
貧乏ゆすりもできないような静かな雰囲気の中、じっと座っていらっしゃる。
「ヘイ、ベイベ、いったい何分交代なんだい?」
そんなことを話しかけたら、にっこり笑って、守衛を呼ぶに決まってるから、無言で素通り。
おれに、彼女たちの代役が務まるだろうか。
居眠りするのは必至である。
いや、おれは芸術を鑑賞しに来たんじゃった。
集中!
集中!
展示されている作品は以下のごとくだった。
『19世紀ロマン主義のドラクロワから印象派のモネやルノワール、そして20世紀に活躍したルオー、ピカソといった画家達の絵画、フランス近代彫刻を代表するロダンやマイヨールの作品、そしてスペインのゴヤ、ドイツのクリンガー、ノルウェーのムンクらの版画といった多彩な作品』

一通り鑑賞して退館すると、コン・アモールというギャラリーショップがあった。



そしてそこに、真のアートを見つけたのであった。





食べられる絵画!
嗚呼、これ以上のアートが他にあるだろうか!!
この作家の作品は、毎週水曜日に、”ギャラリーにちにち”にて味わうことができるそうです。

ギャラリーにちにち
益田市中島町ロ195
Tel. 0856-23-6166