息子1号が帰省していたある日、バタバタしてるので、どうした?と訊くと、アレを探しとるんやと言う。
「アレではわからん」
「アレじゃ、アレ。棒の先にブラカップ形のゴムが付いとるやつ」
「あー、あれか」
と言いつつ、そのイメージは脳裏にあるのだが、すぐに言葉が出てこないのは、決して歳をとったせいではあるまい。
アレの正式名称は、学校で習ってないしな。
「また、詰まったんか?」
「そーじゃーや」
息子は太くて立派なアレ(このアレは前述のアレと区別するために、アレ2としよう)をするので、ときどき便器を詰まらすのである。
まったくもって、頼もしい男だ。
「前に使うたの、どこにやった?」
「たぶん、ばーちゃんが知っとるろー」
彼はアレを探しに去り、まもなく戻ってきた。
そして、アレを使って、アレ2を何とかすべく格闘するのであった。
音楽仲間の務中氏が、facebook上に息子さんとの心温まるお話を投稿していたので、おれも息子とのエピソードを何か書いてみることにした。
心をあったくしてもらえたでしょうか?