初詣の仕上げとして、出雲市佐田町にある須佐神社に出かけてきた。
正月三箇日が過ぎたからか、参拝客はそう多くない。
年輩の人たちに混じって、若いカップルも何組か見かけた。
一時のパワースポットブームのなごりだろうか。
あるいは、単に初詣のために訪れたのかもしれない。
本殿の裏手にある大杉は、相変わらず凛としてそびえ立っていた。
囲いの所までむき出しに伸びている根元の上に賽銭が置かれてあり、その大きな根に手の平を当てて祈っている人もいた。
おれは持参した酒を根に注いだあと、しばらく本殿と大杉の傍らに佇んでいた。
思いは時間にも空間にも次元にも制限されない。