えらい物騒なタイトルを付けたけど、最近つくづく実感したことがあるんだ。
おれは某スーパーのパートタイムジョブをしてるんだが、勤務中に少なくとも15分置きくらいの間隔で、ある男性歌手の歌が流れるのよ。
「神々の国しまね実行委員会からお知らせします。来る7月21日より神話博しまねが開催されます。音楽家谷村新司さんによる神々の国しまね公式メッセージソング、はじまりの物語、ぜひお聴きください」
こんなナレーションのあと、チャララン♪というイントロが始まって、御大の歌が流れ始める。

♪愛される日々を 待ちながら 暮していた
気付かないうちに 自分を閉じ込めてた
私の心の 素直な声 聴きたいから
旅を決めた時が 私のはじまり
見知らぬ人なのに 声かけてすれ違う
何気ないあいさつが 背中押してくれる
私は変わる 予感の中 トキメく胸
私は変わる いにしへの街から♪

谷やんがどんな人なのかは知りませぬ。
話してみたら、ぶちええ奴かもしれない。
けど、ごめん、あなた様のその声と歌い方は、どうにも好きになれんけぇ。
そしてそのメロディと伴奏のアレンジも。
このブログの読者の中に谷村ファンがおられたら、たいへん申し訳ございません。

そして、こんな感想を抱く曲が1時間に4~5回も店内に流れる日にゃ、おれの耳がタコに変身しても不思議ではありますまい。
企画者は、なして谷やんに依頼したん?
島根には地元で活躍しとる「六子(ろこ)」さんがいるじゃありませんか!
地産地消の精神は、歌にも該当するよ、きっと。
まあ、島根の公式メッセージソングをストーンズに依頼するって話なら、日和っちゃうけど。
ミックとキース、書いてくんないかな。

神話博しまねの開催期間は7月21日~11月11日なんだが、オープン日以前からこの曲は流れていて、さらにあと二ヶ月以上も、毎日エヴリデイ、60回も店内で流されるわけさ。
素敵でしょ?
おそらく実行委員会は、いろんな会社や公共機関などに、この曲を流すように依頼しとるはず。
そういえば、バスの車内でも聴いたという人がいたな。

もちろん、この歌がダーイ好きというお方もいらっしゃるでしょうが、おれが働いているスーパーのお客さんから、暗いイメージだから止めてほしいという苦情が数件寄せられたらしいよ。

二ヶ月以上、聴きたくもない音楽を聴かねばならない状況を経て、現在は、この曲がかかっても、脳がストッパー機能を発動して、音楽とは認識しなくなったぜ。
これって、音楽のミューズへの冒涜じゃないか?
ナレーションだけなら、こんな風にはならないと思う。
音楽は、やはりパワーを秘めているってことさ。
使い方次第では、毒にも薬にもなる。
おれが言いたかったのは、このことなんだ。

「神話博しまね」に出かける気にはならない。