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手足症候群

どうも最近、手の平が赤黒いなと思ってたら、指先や手の平が痛くなってきた。
シャツのボタンがはめにくかったり、物がつかみにくくなったり。
さては、と調べたら、飲む抗がん剤のゼローダの副作用である手足症候群の発現だった。

「手足症候群とは、手や足がヒリヒリ・チクチクする、手が痛む、物がつかめない、指先や手の平が赤くなる、腫れる、テカテカする、足の裏がかさかさする、皮膚にひび割れや水疱が生じたりして痛みが出るなどの状態がみられるものです。また、皮膚に色素が沈着したり、爪の色が変化したり変形したりすることもあります。」

なんだ、そのままじゃないか。

ゼローダの主な副作用はこんなところだが、点滴で投与される抗がん剤(オキサリプラチン)と分子標的薬(アバスチン)によってもいろいろ現れるから、なかなか賑やかである。
毒を以て毒を制するというか、肉を切らせて骨を切るというか、捨て身戦法なので、まあ無傷じゃすまないわな。

ゲストで歌う

演奏動画ネタが続くが、5月26日の音楽イベント「日月堂歌謡祭」に出演した宇部のイカしたバンド「GIANT SOUL」にゲスト参加した。
主催者の河上こーちゃんが、タッタさんとなんかやれば?と言ってくれたので、彼に連絡して曲を決めた。
むかしむかし、No Nukes というコンサートがあって、その時ジャクソン・ブラウンがスプリングスティーンのバンドと演奏した「STAY」という曲を選んだ。
コンサートに来た観客に向けて「まだ帰らんこー、もちーとここにおってや」と呼びかける歌である。
演奏者のみんなは事前に音源を聴いてはいたが、リハもせずに本番を迎えた。
こういう場合、いかに瞬時にバンドとコミュニケートできるかが勝敗を決する。
おれとしては気持ちよく歌えたが、演奏メンバーはどうだったかな?
GIANT SOUL のシンガー ” ゆり子 ” 嬢と念願のデュエットができて嬉し恥ずかし。
そして、これも直前に決まったことなんだが、タッタさんに会いにきた Naomi にも声がかかったので、いつもながらのホンキー・ホンクをやることに。
そういえば、タッタさんのギターソロんとき、「On Guitar タタノ」って言うてしもうた。
タタノはThe Graceで一緒だったギターリストなんだが、いつもそう紹介してたんでつい。
(ユルシテ>タッタ)
そんな我ら七人の演奏をお聴きくだされ。

CVポート使用レポ

5月22日に福岡県春日市の福岡徳洲会病院にて、先日留置したCVポートを使っての初めての抗がん剤点滴を受けた。
腕の静脈血管からの点滴と違って、とてもスムーズだった。
専用の針を刺すときは少し痛いが、あとは特に苦痛もなく継続できる。
長期に渡って抗がん剤治療を受ける人にはお勧めだ。
腕の血管は細いので血管炎を起こすリスクが高く、一度血管炎が生じるともうその血管は硬くなって使えない。
それが重なってくると、いずれ両腕とも使える血管がなくなる可能性が高い。
CVポートを埋め込むオペはたしかに身体的にも精神的にもハードルが高いけど、その価値は大いにあると思う。
目的は抗がん剤による腫瘍の消滅あるいは進行を抑えることにあるのだから、投与ができなくなるのは避けたいからね。
CVポート留置に関するレポはここにあるので、ご参考まで。

CVポート留置オペ

腕の静脈から抗がん剤を点滴中に血管炎を起こしてしまい、今後しばらく続くと思われる投与に腕が耐えられそうになくなったので、「中心静脈ポート造設術」を受けることになった。
手術日は5/16だった。
午後2時半に手術室に入った。
手術台に横たわる。
スタッフに何か有線の音楽をかけましょうか?と訊かれたので、70年代の洋楽をお願いしますと答えた。
まず聴こえてきたのはポリスの「Message In A Bottle」だった。
これは幸先がいい。
オペ中を通して知らない曲も流れたが、好きなのもかかった。
10 ccの「I’m Not In Love」とか、Steely Danの「ディーコンのブルース」とか。
ドクター登場!
今回のオペは局部麻酔を使うということで、おれは初めての体験だ。
全身麻酔と違って意識がはっきりしているので、独特な緊張感がある。
オペの流れは、あらかじめ俄勉強をしたきたので、ある程度はわかる。
最初の局部麻酔は首だった。
それなりに痛い。
ドクターと協議して、鎖骨の下の静脈ではなく首の静脈からカテーテルを入れることになっている。
傷跡は目立つが、首からの方が低リスクだから。
カテーテルは心臓の近くまで差し入れる。
「うまく入りました。続いて鎖骨下部の皮膚を切開しポートを留置します。」
二本目の麻酔が打たれる。
「電気メスをください。」
ドクターは落ち着いた声で二名のスタッフに指示を出す。
安心と信頼を喚起する声質と話し方である。
顔はシートで覆われており、少し閉塞感がある。
肉の焼ける焦げ臭い匂いがしてきた。
ポートの埋め込みが終わると、ポートから首まで皮膚の下にトンネルを作って、ポートとカテーテルをジョイントする作業にかかった。
さらに三本の麻酔が打たれる。
そのようにしてオペは進み、正味55分で終了した。
ドクターとスタッフに礼を言い、病棟から迎えに来た看護師さんと車椅子で手術室を出た。
また新たな経験を積むことができた。
やはり人生は面白い。

(ドクターに頼んでもらったレントゲン写真)

ときどき思い出す

そういえば、おれは癌患者だったんだと、ときどき思い出す。
それくらいでいいんだ。
一昨日の夜にステージで歌ったんだが、やはり治療の影響は出ていた。
たった6曲歌った最後には少し声が枯れてしまった。
味覚がヘンで、苦味を感じる。
睡眠不足になると、やはりこたえる。
体温は35℃台を推移。
とはいえ、食欲は落ちていないし、まあ元気な方だろう。
明日から入院で、誕生日前日に退院予定。
てな近況である。

Honky Tonk Women – ZZ.Riders


All Along The Watchtower – ZZ.Riders

Born and Raised



何年か前から、おこがましくもバースデーライブというのを行ってきた。
自分をダシにしたイベントを仲間たちと楽しめたらいいなという動機で始めたものだ。
今年のダシは特別で、sun moon recordsというレーベルを立ちあげて、オリジナル曲を歌うシンガー&ソングライター達に声をかけて、ライブレコーディングをやろうと思っていた。
ありがたいことに賛同者が多く、11人の同志が集った。
けれど、がんが再発してしまい、治療に専念させてもらうことにした。
幸いみなさんの理解を得て、次回寛解まで延期になった。
代わりに、もし自分がいなくても行えるようなイベントを考えてエントリー者を募った。
当日の体調しだいでは、おれも参加したいと思っている。
ただ、誕生日の週は入院とオペと治療があって退院が前日なので、どうなるかなといったところだ。
たぶん大丈夫だと思うので、一応おれもエントリーしておいた。
イベントのタイトルは「誕生と成長」である。
誕生日は、自分がこの世に生まれて成長して今日に至るまでのことを振り返る日にしたい。
誰かを傷つけたり自分が傷ついたり、恥ずべきことや愚かなことをしたり、人を愛したり愛されたり、美しいものやことに涙腺がゆるんだり、からだやこころの一部分を失ったり、失敗や成功から多くのことを学んだり。
そして、また一日一日を積み重ねていく。

Born and Raised
https://www.facebook.com/events/439258999836573/

嘘いうな!

大須賀 覚(おおすが さとる)
 アメリカ在住のがん研究者(専門は脳腫瘍)・脳神経外科医
 がん患者がイカサマがん治療に騙されるの防ぐための情報提供をしている
 (医学研究・海外留学・アメリカの最新技術などの情報も報告)

「アメリカでは抗がん剤はもう使われていない、FDAは抗がん剤を禁止している」というのは全くの嘘です。
FDAは多数の抗がん剤を承認して、使用することを推奨しています。
また、たくさんのがん患者がアメリカでは実際に抗がん剤を投与されて、日々がんと闘っています。
嘘に騙されないように注意をしてください。

ツイッターでもブログでも、本当にたくさんの抗がん剤に関する嘘を見ます。
「アメリカでは抗がん剤がやられていないのに、お金儲けのために日本だけで行われている」
「アメリカの抗がん剤の在庫を消費するために日本で使っている」など。
これらの内容を無責任に書いている人には要注意です。
その人が語る治療の話も真実に沿っていないことは明白です。
本当に嘘を伝える人たちにお気をつけください。

「アメリカで抗がん剤は使われていない」という嘘について
http://satoru-blog.com/archives/326

なぜ副作用がある抗がん剤を使わないといけないのか?
http://satoru-blog.com/archives/9

イカサマがん治療を見抜く方法 こんな宣伝文句はアウト
http://satoru-blog.com/archives/260

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