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日別: 2014年10月25日

ブロンド・オン・ブロンド

blond on blonde


まだ道半ばではあるが、今回の手術の成功を記念して何かCDを買おうと思い、いろいろ物色していた。
で、ようやく決めたのがこのアルバムだ。
『ブロンド・オン・ブロンド』 紙ジャケ仕様
Sony Musicが、ディラン究極の「神」ジャケ復刻プロジェクト!完全生産限定盤、というのをやっていたんで、その中から選んだ。
『The Complete Album Collection』で使用された最新マスター音源が使われている。

1966年5月にリリースされたディラン7枚目のアルバムである。
彼は当時25歳。
おれが15歳のときだから、それから48年後にやっと買ったわけだな。
もちろん曲目については、ベストやライヴアルバムで持っているのもあるし、よく知っている。
ただ、アルバムを通して聴いて初めて解ることがあるのは確かだ。
ロビー・ロバートソン、アル・クーパーなどのミュージシャンが参加。
LPでロック史上初の二枚組としてで発売された。

歌声、メロディ、歌詞、演奏、曲のバラエティなど、とても良い。
おすすめ!!


『 Blonde on Blonde 』

<DISC1>
1.Rainy Day Women #12 & 35(雨の日の女)
2.Pledging My Time(プレッジング・マイ・タイム)
3.Visions Of Johanna(ジョアンナのヴィジョン)
4.One Of Us Must Know (Sooner Or Later)(スーナー・オア・レイター)
5.I Want You(アイ・ウォント・ユー)
6.Stuck Inside Of Mobile With The Memphis Blues Again(メンフィス・ブルース・アゲイン)
7.Leopard-Skin Pill-Box Hat(ヒョウ皮のふちなし帽)
8.Just Like A Woman(女の如)

<DISC2>
9.Most Likely You Go Your Way And I’ll Go Mine(我が道を行く)
10.Temporary Like Achilles(時にはアキレスのように)
11.Absolutely Sweet Marie(アブソリュートリー・スイート・マリー)
12.Fourth Time Around(フォース・タイム・アラウンド)
13.Obviously Five Believers(5人の信者達)
14.Sad-Eyed Lady Of The Lowlands(ローランドの悲しい目の乙女)


Bob Dylan/ Mark Ronson Remix “Most Likely You Go Your Way And I’ll Go Mine”

からだにメスが入るということ

member

Laparoscope_ope


過日受けた手術は全身麻酔だったので、苦痛は感じなかった。
意識が無かったので当然だ。
手術が終わり麻酔が切れてくると患部は痛んでくるが、現在進行形で肉や内臓を切られているわけではないから、何とか耐えられる。
そして、時間の経過とともに苦痛が薄らいでくる。
まさに麻酔様さまである。
しかし手術後の顔やからだの憔悴をみるに、肉体の細胞たちは痛みを感じて七転八倒していたんだなとわかる。
意識が無かったからといって、何も感じてなかったわけではないのだ。

今回の手術は、かなりの困難を伴うものだった。
患部は直腸の肛門から近い位置にあった。
うつ伏せ状態で肛門から手術をすればよさそうなものだが、そういうわけにはいかないらしい。
よって、仰向けのまま腹部からアプローチする。
従来ならは開腹して行うやり方が主流だったが、最近では腹腔鏡下手術といって、腹に5ミリから1センチの小さな穴を5ヶ所開け、そこから内視鏡や手術器具を入れて、モニターを視ながら遠隔で手術していく方法に変わってきた。
さらに腹腔内に炭酸ガスを注入して膨らませておくことで、作業がしやすくなるとか。
腹腔鏡下大腸がん手術が開腹大腸がん手術に比べて優れている点は、切開面積が小さいので術後の回復が早いこと、患部を拡大できたり目視が難しい部位にも目が届くことなどがある。
ただその分、高度な技術と経験が必須ということになる。
特に直腸は体の裏側に位置し、かつ狭い骨盤内に収まっているので、小腸や大腸より難易度が高い。
そして肛門括約筋を温存して永久人工肛門を避けるために、特殊な技術が要る。
おれの受けた手術は「腹腔鏡下超低位前方切除術及び回腸一時的人工肛門造設術」と名付けられている。
手術は5時間を要すものだったが、(術前化学放射線療法により2割程度に縮小していた)腫瘍は切除され、腫瘍マーカー値の正常化がなされた。
残念ながらリンパ節への転移があったため、ステージ3aと診断され、術後の補助化学療法を行うこととなった。

さて、退院して今日で二日目だが、憔悴度はあまり変わらない。
焦らずに養生せねばと今は思っているけど、体調がちょっと増しになったら調子に乗って動きそうなのが心配だよ。
からだにメスが入ったんだからなと言い聞かせなければ。

いい天気やで、しかし。(© Haruyoshi Okuda)

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