写真 : 野村ゆき
詩 : Tomo Kusunoki


 
まなざしは心と直結している
きみは何を語りかけたいの?
そうか もしかしたら
ぼくを見てなどいないんだ
ぼくはただの風景で
見つめているのは かつて歩いた異国の夜景
きみの心にふれたいんだ
それはぼくの欲望と希望
陽光がふりそそぐ水路のほとりにきみは立つ
この瞬間の世界で一番美しいもの
それは きみという唯一無二の存在だ
この瞬間に宇宙で一番たしかなもの
それは まっすぐなきみのまなざし