写真 : 野村ゆき
詩 : Tomo Kusunoki


 
夜半に目覚めて 用を足しに起きて
また眠るのか そのまま起きてしまうのか
机に座って ふと考える
恐怖というものは身を守る本能なのは間違いないが
それを凌ぐものは やはり愛しかあるまいと思う
自己保身は恐怖から来る
依存もそうだ
無理に愛することはない
愛せるものだけ愛せばよい
そのとき恐怖はそばにいない
辺りが明るくなってきた
窓辺に下がるクロスが見える
縦の線と横の線
どちらが恐怖でどちらが愛だろうね