写真 : 野村ゆき
詩 : Tomo Kusunoki


 
何かにピントを合わせると周囲はボケる
目の機能がそうなってるし カメラもそうだ
そして心もまた
誰かにピントが合うとその他は少し遠ざかる
ピントの対象は移り変わっていくが
ある瞬間にシャッターが押され
ある瞬間に記憶に刻まれる
もしかしたら
ピンボケの中に探し続けた宝があるのかもしれない