Yuki Nomura

「二つの炎」

きみとぼくの中に炎が揺らめいている
同じ炎には違いないが在り方が違う
ぼくの好きなぼくと きみの好きなぼくは違っている
きみの好きなきみと ぼくの好きなきみは違っている
それは当然なようでもあり 稀に一致する幸運もある
地球が誕生して以来 炎が途絶えたことがあっただろうか
自分の内なる炎を感じられるなら前進できるさ
きみの目に炎が見えたなら ぼくはそのことに安堵する
炎はすべてを焼き尽くすが 長い夜の救いでもある
きみとぼくの中で炎が揺らめいている
今日ぼくは 炎が融合できることを知った