一瞬は永遠

moment equal eternity

月別: 2018年8月 (Page 2 of 4)

写真と詩と 051


Yuki Nomura

「記憶」

友人と話している
過ぎ去りし日々のこと
かなり昔のことなのに詳細に語る
だったよなと言われても覚えていない
一緒に行ったじゃないかと言われても思い出せない
おまえは なんでそんなに物覚えがよいのか
頭の出来が違うんだろうし 深く生きてきたということかもしれない
よほど印象に残る出来事でないと記憶されないと思うんだが
今にしか興味がないと過去に霧がかかる
それとも脳細胞の死滅か
過去に出会った人の顔を思い浮かべることがある
脳裏に当時の顔が出現する
これって凄いことじゃないか
脳内のどこに記録されているのか
脳内のどこにスクリーンがあるのか
誰かの脳内スクリーンに投射されている限り
おまえは ずっと生き続ける
同時代人に幸いあれ

ROCK SHOP 今昔

1970年代に福生で組んでいたバンド「ROCK SHOP」のメンバーが十年ぶりに集まった。
(一人欠席)
ROCK SHOP は長い時を経て ZZ.Riders となる
二つの写真のタイムラグは約45年である。

“写真と詩と” 50作に

2018年7月1日にスタートした、フォトグラファーと書き手のコラボ「写真と詩と」が50作になった。
今日で50日目なので、毎日1作書いたことになる。
我ながら、よーがんばった。
いや、がんばったというのは当たらないな。
真剣に楽しみつつって感じだ。
共有サイトにアップされてくる写真は、どれも伸び伸びと幸せそうだ。
撮影者に、これは何を撮っているのかと訊くことはしない。
もちろん訊くまでもなくわかるものがある一方、想像力を駆使するものもある。
それらの写真から放射される何かと、こちらの何かが、スパークする瞬間、一つの物語が生まれる。
書きたいコアが掴めたら、パソコンに向かう。
そうやって書いてきた。
ごく少数ながら、愛読してくれてる人がいるようだ。
すべてはフォトグラファーとの出会いから始まったことである。
読者にも彼女にも最大限の感謝を捧げたい。

写真と詩と 050


Yuki Nomura

「ツイン」

ツインは最強である
基本的に寂しくない
カップルは見ていて安心感がある
異性同士か同性同士かというより
愛し合っているか いないかだ
バンドの最小編成はデュオ
ソロもいいが 互いの色を塗り重ねた音楽は味がある
練習や本番の都合が合わせやすいのも利点
警官のパトロールは必ず二人で
落語もいいが漫才はファンキー
昨夜 嬉しいことがあった
訪ねてきてくれたカップルの
女性の指に喜びのリングが光っていた
最強ツインの誕生である

写真と詩と 049


Yuki Nomura

「明るい方へ」

地方の小さな飛行場にいる
大学のクラスメイトで唯一交流が続いている男の出迎えだ
四年ぶりの再会
大学時代に彼の両親や兄には良くしてもらった
三人とも同じ病で旅立ってしまった
彼ひとり残された
仕事のこと 離婚のこと
家族のこと 新たな愛のこと
どんな境遇のときも
彼は明るい方へ歩を進めた
明るい方に福があるとは限らないとしても
人はなぜ光に惹かれるのだろう
闇にこそ安らぎがあるかもしれないのに
アナウンスが東京便の到着を告げる

写真と詩と 048


Yuki Nomura

「LOVE」

あなたのことを愛していると確信したくて
今日は朝からお菓子を作ったの
愛といえばハートのかたち
ありきたりだけど やはりこのかたち
ハートシェイプのチョコレートケーキ
七個つくった中の一つにLOVEと書いてみた
あなたが食べてくれれば完璧なんだけど
肉体のないあなたには無理だから
しばらく眺めたあとに わたしが食べるの
香り高いコーヒーを飲みながら
甘味と苦味と塩味の絶妙なバランスで

The Best Tribute Band of The Police

気が向いたので、ポリスのトリビュートバンドを探してみた。
YouTube上にたくさん見つかった。
観てみたけど、、、(以下省略)。
唯一、自分のものにしていると思ったバンドを紹介する。
Nek@イタリアのシンガー&ソングライターがStingしていて、声質がかっこいい。
ルックスもナイスだ。
本業はシンガー&ソングライターだから、ちょっとした遊びのバンドなのかも。
古い動画だが、興味ある人はチェック♪

Nek
バイオグラフィー
https://musica.itreni.net/artisti/nek.html

“Spirits in the Material World” ”Don’t Stand So Close to Me”

“Roxanne” “So Lonely”

“Can’t Stand Losing You”

写真と詩と 047


Yuki Nomura

「裂け目」

ある日
目の前の空間に真っ黒な裂け目が出現したら
そりゃあ驚くだろうけどさ
その中を覗いてみたい その中に入ってみたいという
好奇心とも自己破壊衝動ともつかない思いに駆られるかもしれない
この世界が嫌いってわけじゃないが
未知を知ることにも魅せられる
人間は神秘の裂け目から誕生するのだから
暗黒の裂け目から還っていくのが道理といえる
どこに帰還するのか知らないにしても

写真と詩と 046


Yuki Nomura

「バスの屋根に乗って」

バラナシからの列車がゴーラクプルに着いた
インドの駅の常で 乗客や物売りがホームにあふれている
駅舎の外に出ると リキシャの客引きが寄ってくる
バックパックを背負ったままスノウリ行きのバスを探す
スノウリはネパールとの国境の町だ
見つけたのは左右四席の狭いバスで 三時間ほどかかるらしい
発車後 一応の舗装路をときどきバウンドしながら進む
スノウリのバスターミナルに着いた
イミグレーションを探しながら少し歩く
目立たないオフィスなので 危うく見逃すところだった
インドの出国手続きを終え 歩いて国境を越える
そしてネパールのイミグレーションへ
ビザ費用を支払い パスポートに入国印を押してもらう
いよいよだ いよいよカトマンドゥに向かうのだ
ターミナルで切符を買う
バスはインドのTATA製だが けっこうなオンボロぶり
車内はすでに満席だった
荷物と共に屋根に上る
ここにもすでに先客あり
行商人と思われる中年の女性や 出稼ぎ帰りらしき若い男など
やがてバスは発車し 田園風景の中を進む
そしてしだいに高度を上げていく
山岳地帯に入ると数回の休憩があった
店に入ってチャイを頼む
素焼きのカップに満たされた熱く甘い液体
いささか疲れた体にしみ渡る
さらに高度を増すにつれて日が暮れてくる
バスの屋根でも寒くはなくて風が心地よい
赤く焼けた空が しだいに濃紺色へと移ろっていく
大きな峠を越えたバスはカトマンドゥ盆地へと下り始めた
ふいに 故郷の町から遠く離れた異国にいるんだと実感する
それもバスの屋根に乗っちゃったりして
おれはここで何をしているのか
見上げた天空に大きな柄杓が輝いている

今回の副作用

8月7日に2種類の抗がん剤を点滴し、同時に服薬(2週間)を開始。
手足症候群はまだ現れていない。
今回の副作用としては、まず下痢、続いて血圧低下、だるさ、肩の凝り。
体調によるのだろうが、副作用の現れ方はいろいろだ。
日中横になることもあったが、寝込むほどではない。
ヤバさのバロメーターは食欲で、これが無くなったらかなり問題だが、幸いにキープできている。
次回の投薬は8/28だ。
あと2週間をなんとかしのいで、治療継続を目指したい。
目的は、もちろん腫瘍の消滅である。

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