短編の長さ
ネット上で文章を読むご時世に400字詰め原稿用紙換算というのは古くさいかもしれないが、短編小説って何枚くらいをいうんだろうね。だいたい30枚から100枚の間らしいけど。
『長さでいうと、短編は30枚が一番面白いと思います、書く方も読む方も。だから私はもう、短編は絶対30枚ですね。他の枚数は書けない(笑)。10枚とか頼まれると、30枚書くのと同じくらい時間がかかって、しかも書いててあんまり面白くない。』
山田詠美さんの言葉です。
へえ、そうなんだと思って、おれも30枚で書いてみたのが『ベビールースの落下』という短編だった。よろしければ、ご一読を。
ベビールースの落下
3 月 28th, 2009 at 23:41
短編を拝読させてもらいました。
物語に引き込まれ、最後まで一気に読みました。
時空を越えるSF、私も大好きです。
時間、魂、人の想い、戦争・・・など、とても興味深いです。
原爆投下については、私なりの考えを持っています。
東京大空襲も同じですが、一度に10万人以上の命を奪うという行為を、人間は勝手な論理で選択してしまう、という事実を我々は深く認識すべきだと思っています。
3 月 29th, 2009 at 00:05
一行さん
読んでいただいてありがとうございます。
光栄です。
島病院の横にある記念碑の傍らに立って上空を見上げた日のことを日記に、こう書きました。
島病院横の路地に立って上空を見上げたとき、60年前の出来事を物凄くリアルに感じて心が震えたことを思い出す。地球は宇宙空間を飛んでいるから、空間的にも時間的にも同一とは言えないが、その場所が持つ固有の記憶みたいなものが、おまえがここにいたかもしれないじゃないか、と告げる。歴史に全身を舐められる瞬間だ。
お会いしたときに、いろいろお話を伺えればと思っています。
3 月 29th, 2009 at 09:52
読ませていただきました!
とても興味深く、読みものとしておもしろかったです。
投下したパイロットは、飛び去り、背後で炸裂した瞬間
口の中に鉛の味がしたと言っています。
化学のことはよくわかりませんが
空中で、地上でどんな事がおこったのだろう?
人はただ、蒸発した状態だろうか。自らの死をまだ知らないのだろうか。
納得いかない人生の結末。
ひとりひとりのレベルに目線をさげていくと
たんなる出来事ではないですね。
3 月 29th, 2009 at 12:56
みゆきさん
読んでもらえて嬉しいです。
ありがとう!
原爆で亡くなった人たちのために祈ることは、どうか自らの死を認識して、新しい世界へ向かってくださいということです。
確かに、この世にすでにいないということを知らない魂は大勢いたと思いますね。